ファッションアイテムとしてすっかり身近なアイテムになったカラコンですが、あくまでも目に装着するものであることを忘れてはいけません。
目は非常に繊細かつ敏感で、そして傷ついたり病気になったりすると大変治りにくい部位です。
そんな目を守るためにも、カラコンの注意点をしっかりと認識し、正しくカラコンを使う必要があるのです。
ちなみにカラコンは「高度管理医療機器」という、「副作用などがあった時には健康に重い被害を与えてしまう」ものに分類されています。
それほどまでに、カラコンが目に与える影響は甚大なものなのです。
初歩的なNGポイント
カラコンを使う前には、必ず眼科の診療と検査を受けましょう。
眼科の検査では、「度数」「DIA」「BC」など、カラコンを使うために必要な様々な数値を教えてもらえます。
この数値をちゃんと確認せずにカラコンに手を出すと、自分の目に合わないものを間違って装着してしまう危険性があるのです。
合わないカラコンは目に重大な健康被害をもたらしますので、検査を受けずにカラコンを着用するのは絶対にやめましょう。
レンズを重ねて使うのもNGです。
様々なグラデーションや色違いなどを重ねて目を彩りたい、という気持ちはわかりますが、これは非常に危険です。
レンズを無理に重ねると、レンズが割れたり、目がひどく圧迫されたりしてしまうでしょう。
使用期限や時間は厳守
カラコンに定められている「ワンデー」「1ヶ月」などの使用期間(装用期間といいます)は厳守しなければなりません。
これらのカラコンは、定められた期間だけ使用に耐えられるようにつくられています。
期限を無視するとレンズが破損する恐れがあるでしょう。
また、1日の使用時間を守りましょう。
カラコンは目に負担をかけてしまうものなので、限度を超えてつけ続ければ、目に悪影響が出てしまいます。
もちろん、カラコンをつけたまま眠ってしまうのもNGです。