カラコンを含むコンタクトレンズは多数のデータが存在します。
アルファベットの項目がズラッと並び、それに細々とした数字がついているものですから、データの見方がよくわからなくなってしまうのも無理はありません。
しかしこれらのレンズデータは、レンズを選ぶ上で最も大切と言ってもいいものなのです。
しっかりとデータを確認し、自分に合うレンズを慎重に選びましょう。
処方箋に書いてあるレンズデータについて
処方箋に書かれているデータのうち、誰でも絶対に必要になるのはBC、D、DIAの3つです。
乱視の方はさらにC(乱視度数、円柱度数)、AX(乱視軸)などのデータが必要になります。
BCはベースカーブの略で、レンズの曲がり具合を表す数値です。
BCが小さければ小さいほど曲がり具合がキツいものとなります。
この数字は、レンズの曲がり具合と眼球のカーブを合わせるために利用します。
Dはディオプトリの略で、度数を表します。
ものによっては「POWER」「S」などとも表記されます。
Dにはプラスとマイナスがあり、プラスは遠視、マイナスは近視。
そしてその数字が0から離れていれば離れているほど、遠視や近視の度合いが強い、という意味です。
DIAはダイアメーターの略で、レンズの直径サイズを表します。
ソフトレンズは14.0mm前後、ハードレンズは9.0mm前後となっています。
レンズデータはどこを見ればわかるのか
カラコンを購入する場合、処方箋のデータと、商品のレンズデータを比較しながら、数字の合うものを購入することになります。
商品のレンズデータは、店舗であれば商品の箱に記載されています。
デザインの関係上、箱のわき腹か、裏側に書いてあることがほとんどでしょう。
通販サイトの場合、商品の紹介ページにレンズデータが記載されています。
記載されている場所はサイトや商品によって異なりますが、ページの下の方にこまごまと載せられているケースが多いでしょう。