カラコンを未開封のまま眠らせてしまうことも、時にはあるでしょう。
たとえば勇気を出してカラコンを買ってみたけれど、結局使う機会がなかったというケース。
あるいはカラコンを多数購入して使い分けているうちに、とあるカラコンの存在を忘れてしまったケース。
このような未開封のカラコンはどれぐらいもつのでしょうか。
カラコンには使い続けられる期間として「装用期間」が設定されていますが、これは未開封のカラコンには関係があるのでしょうか。
カラコンの保存期限について
未開封のカラコンがいつまでもつのかは「保存期限」によって決まっています。
これは未開封の状態のカラコンをいつまで保存できるのか、を示しているデータで、大抵のカラコンは2年から3年ほどに設定されているようです。
食べ物における消費期限だと認識するとわかりやすいでしょう。
この保存期限は、カラコンの箱やブリスターパックに記載されています。
「EXP」と頭につけた上で「2017/08」のような形で載っているはずです。
未開封のカラコンを開ける場合は、この保存期限を確認してからにしましょう。
カラコンによる目へのダメージは、保存期限を過ぎたものの場合は一切保証されません。
装用期間との関係
保存期限とは別に、カラコンを開けてからいつまで使い続けられるかを示す「装用期間」というデータがあります。
この装用期間と保存期限とは、特に関係はないようです。
装用期間が1日しかないワンデータイプながら保存期限が長い商品もしばしば見受けられます。
ただし、長期間装着する1ヶ月(マンスリー)タイプや1年タイプを使用する場合は保存期限にも注意をしなければなりません。
装用期間内であっても、保存期限を過ぎてしまうとカラコンの品質や安全性は保証されないのです。
装用期間を守りつつ、さらに保存期限も守れるように使用するべきでしょう。